CDF2019 参加レポート
- 2019年7月7日
- 読了時間: 4分
こんにちは、管理人の菅井です。
暑い季節、フィールド調査はじめ研究もシーズンインでしょうか。
体調管理に気をつけながら、今年の夏も乗り切りたいところです。
また、九州はじめ各地災害区域の皆様、
地域の再生が1日も早く進みますように、スタッフ一同、心からお見舞い申し上げます。
ずいぶんと遅れてしまいましたが、
6/22に開催されたキャリアディスカバリーフォーラム(CDF)に参加いただいた明治大の高田くんから
参加レポートをいただきました。
((6/26に到着してました... 高田くん、掲載遅れてしまい、大変申し訳ありません!!!))
CDFを主催されているリバネスさんとは今年度から御付き合いさせていただいております。
名古屋大会はじめ、このコラボレーションを通じて、今後の若手生態学者・学生が、
様々な刺激が得られるのではと、大きく期待しています。
高田くんやリバネスさん、またイベントに関する相談・ご質問など、気軽に御連絡ください。
eyj.wktc@gmail.com
以下、レポートです。是非、次回以降の開催・参加に向けてご参考にしてください。
なおイベント内容の詳細は、以下のURLからご覧ください。
https://cdf.lne.st/
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6月22日(土)に株式会社リバネスが主催するキャリアディスカバリーフォーラム2019(以下、CDF2019)に参加してきました。
リバネスさんは理系大学院生集団が立ちあげたベンチャー企業で「科学技術の発展と社会貢献を実現する」という理念のもとに様々な取り組みを行っている会社です。
CDFは学生と企業が互いに社会に対する問いや実現したい目標について語り合うというキャリアイベントです。自分の研究と社会との関係の悩みや大学院卒業後のキャリアなどの悩みはよく聞きますが、そんな悩みにピンポイントのイベントです。
当日は、各地で記録的短時間大雨が記録されるような日でしたが、総勢500名以上の方が会場にいたそうです。私用で途中参加をしたのですが、午前中は開会式から始まり、参加企業の自己紹介的発表のスプラッシュが行われていたそうです。その後、ブースセッション、パネルセッション、ワークセッションが行われました。
まずはブースセッションから紹介していきます。
会場には26もの企業が長机を用意して展開されていました。アサヒやコニカミノルタ、ヤンマーなどお馴染みの企業から、聞いたことの無いベンチャー企業までざっくばらんに軒を連ねていました。生物系だとユーグレナなどは少し有名でしょうか。参加している学生たちは、各々気になる企業の席に移動し、30分で企業の目指すことについての議論を行います。次の30分にはまた別の企業のブースに移動してまた議論をします。雰囲気は集団お見合いといった所でしょうか(行ったことないけど)。このセッションは3回あるので6社とお見合いです。
全体の傾向としては、各社が持っている最新技術に対して、新しい活用法のアイデアを話し合ったり、自身の研究と企業の接点を探すというような所が多かったです。研究者ならではの課題発見能力や課題解決能力で、企業の持っているものを活かせる学生が求められているように感じました。また自分の研究がどのように社会実装できるかを考えていくと、意外な企業とのマッチングがあったりします(こういうのもマッチングアプリみたい)。
主催者リバネスのブースもあり、ここでは、自分の研究は何に役に立つのかについて、社員さんの経験談も交えて考えるセッションが行われていました。社員さんたちも院卒なので、色々なことが共有しやすいのもCDFの特徴かもしれません。
続いてパネルセッションです。
パネルセッションも1回1時間のものが3回ほど開かれています。テーマはキャリア形成や企業との協働、教育など様々ですが、登壇者の大学院時代~社会人の道のりの紹介という印象でした。
どのセッションも時間が足りないというもどかしさがあるのですが、じっくり話し合いたい方向けに2時間のワークセッションがあります。こちらは事前申し込み制でブースセッションのような議論を企業と2時間で行うそうです(行かなかったので知らない)。
全体の感想としては、生態学とは全く違う世界というのを強く感じました。
科学技術の社会実装というテーマが共通してあり、物理化学的な演繹的なアプローチも背景に共通してあるように感じました。物学・生態学では帰納的なアプローチから生き物についての理解をする部分もあるためそういった科学観の違いかなと思いました。そんなことを投げかけると、シグマクシスという企業の、「ブジャデ」というキーワードを教えてもらいました。既視感を表す「デジャブ」をひっくり返した造語で、見たことあるモノを初めて見たかのように捉え直し新しい視点からビジネスを生み出すという言葉だそうです。どんな球でもキャッチして返してくれるCDF2019の懐の深さ!
普段は合わない世界の人たちとの議論は自分の研究を振り返るにも面白かったです。自分の考えとは違うと思ってもその気持ちを言語化すると、そこから新しいアイデアが生まれるかもしれません。今度は超異分野学会というのがあるそうです!さぁ、研究だ!(リバネスの締めの掛け声らしいです)
文責:明治大学大学院 高田 陽
編集:生態学若手の集い 菅井徹人

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