生態学 若手の集い Ecology of youth Japan
ワールドポスターとは
わかりやすく伝えること、
学生間の研究交流を促すため、
今回は「ワールドポスター」という発表を行います。
このページではワールドポスターに関する説明や、
ポスター作成時の考え方、ポスターの事例、
ポスター作成におけるポイントも記載しています。
!NEW! (2019/03/14 更新)
企画委員が作成した実際のポスターを事例として掲載します!
(クリックするとポップアップされます)
酒井先生公認!ポスター(下部掲載)と合わせてご覧ください。
① ワールドポスターとは
・発表者から聴衆への一方通行の発表ではなく、数人の小グループで議論を行いながら進める発表形式です。
・参加者がそれぞれミニポスターを作成し、これを用いて発表を行います。
② 発表の流れ
・4~6人程度のグループを形成します。
・ミニポスターを用い、1人につき10分程度で発表及びディスカッションを行います。
③ ミニポスター作成要項
・サイズ:A3 片面のみ
・形式:特に制限はありません。自由に作成してください。
※ ポスター発表で利用予定/利用したポスターの流用は極力控えていただき、ワールドポスター用に作成下さい
・内容:自分の研究のイントロダクション
・今回の自由集会では「イントロダクション」に焦点を当てます。
・以下の4点を参考に、どの分野の参加者にもわかりやすく伝わるイントロダクションの作成を目指してください。
① 生態学における発表者の専門分野・領域の位置付け
② ①の中で、特に発表者が着眼している課題
③ ②の着眼点に対して、発表者が考えた解決策や実際に取り組んでいるアプローチ
④ ③の取り組みで明らかにしたいこと:研究目的
④ ポスター作成にむけたガイドライン
・ポスターを作る際の考え方や、実際に作成したポスターの事例、
作成における各ポイントを紹介します。右のPDFからもご覧になれます。
なお内容やデザインあくまで事例ですので、
発表者のオリジナル感を損なわずに作成してください。
ポスター作成の
ポイント
ポスター作成の考え方
ポスター作成に関して不明な点・不安な点等があれば気軽にご連絡・ご相談ください!
スタッフができるだけサポートします。(eyj.wktc [at] gmail.com)
ポスター作成の考え方
今回は、「イントロダクション」をキーワードにします。
専門分野が抱える研究課題において、発表者が取り組む研究の位置づけを把握しながら、下記4点を意識してポスターを作成してみてください。
① 生態学における発表者の専門分野や領域の位置付け
② ①の中で、特に発表者が着眼している課題
③ ②の着眼点に対する解決策やアプローチ
④ ③の取り組みで明らかにしたいこと:研究目的
考え方のポイント
ポスターを作成する際に①→④の順で考えると難しいかもしれません。
このような場合は、逆に④→①の順で考えてみましょう。
特に、①の内容は、やや難解で、明確に思いつかないかもしれません。できる範囲で構いませんので、是非挑戦してみて下さい!
(どうしても難しい場合は、あえてポスターに記載しなくても構いません)
未完成の内容でも、集会の議論を通じて、さらに考えが深まったり、視野が広がることで俯瞰できるかもしれません。
研究内容(例)
・タイトル:なぜベガルタ仙台は強いのか
勝利を呼ぶ牛タン仮説の検証
・問題:ベガルタ仙台は強い
・着眼:牛タン定食と身体能力の関係性
・仮説:牛タン定食を食べると身体能力が高まる?
・対象:ベガルタ仙台の選手
・手法:牛タン定食を食べる回数を操作して
試合成績に及ぼす影響を見る
・研究の意義:ベガルタ仙台を強化する必要がある
→日本代表の強化にも成果がつながる
→サッカー選手の強化にも応用が可能
=サッカー業界共通のジェネラルな課題
・先行研究:ベガルタ仙台の身体能力が高い理由は
コーチの指導が良いという点だけでは
説明ができない
・先行研究:ベガルタ仙台の選手は他地域の選手より
牛タン定食をよく食べている。
※なおポスター内容は酒井聡樹先生・著
「これから論文を書く若者のために」を参考
一部改訂して作成しました。
ポスター作成におけるポイント
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