生態学 若手の集い  Ecology of youth Japan

注意事項：
　
1.ワールドポスターとは
発表者から聴衆への一歩通行の発表ではなく、数人のグループで議論を行いながら進める発表形式です。・参加者がそれぞれミニポスターを作成し、これを用いて発表を行います。
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2.発表の流れ
4〜6人程度のグループを形成します。・ミニポスターを用いて、1人につき5分程度で発表を行い、その内容についてのディスカッションを行います。

3. ミニポスター作成要項
サイズ：A4 1~2枚 ・形式：特に制限はありません。自由に作成してください。
※ESJ73rdのポスターセッションで使用予定・使用したポスターの流用は極力避けていただき、
ワールドポスター用のポスターを作成下さい。
内容：発表者ご自身の研究に関する内容であれば制限はありません。必ずしも結果を報告する必要はなく、研究のアイディアや計画のみの発表でも構いません。詳細に関しては次項目の作成例をご参照ください。
 
・提出先：eyj.wktc@gmail.com
・件名：タイトル変更（氏名）
・本文に、変更後のタイトルを記載してください。
 
4. ミニポスター作成ガイドライン
ミニポスターの作成の考え方を研究の進捗状況ごとに紹介します。
以下の文章と事例集（PDF）を参照してください。
まずは発表したい研究の進捗状況を意識しましょう！研究には大まかに４つの進捗状況が考えられます（I）コンセプトまで完成（対象・文献・自分の問い）    
（II）問いと手法まで完成（問い・仮説・手法と計画・予想される結果）
（III）結果まで完成（問い・仮説・手法・出ている結果・展望）
（IV）研究完成（問い・仮説・手法・主な結果・考察）

それぞれの進捗状況においてポスターの主要な内容は以下の通りになります。
とくに太線の内容を中心にポスターを作るようにしましょう！
（I）コンセプトまで
　対象：どんな生物・現象？どこで？いつ？
　文献：主要な先行文献は？
　自分の問い：先行文献に基づく自分の問い（解明したい謎・解決したい課題）は？
（II）仮説と手法まで 
　 問い：解明したい謎・解決したい課題は？
　 仮説：検証する具体的な仮説は？
    手法と計画：仮説の検証に用いる予定の手法は？具体的な実施の計画は？
    予想される結果：どんな結果が予想される？想定される結果を視覚的に表した図があると尚よし！ o （III）結果まで
     問い～仮説～手法：同上
     結果：現時点で出ている結果をまとめましょう！すべてのデータが出そろっている必要はありません。 
         図でわかりやすく視覚的な表現をするよう心がけてください。複数の結果がすでに出ている場合、
         仮説の検証と問いへの答えに中心的な役割を果たす結果の取捨選択をすることも大事です
    展望：現在取得中・解析中のデータがあれば言及してもよいかもしれません。
         また、今のところ得られているデータに基づいて言えそうなことがあれば書いてみましょう！
         研究の課題を挙げて議論を促すのもありです。
（IV）研究完成（論文を書ける・すでに書き上げた状態） 
     問い～仮説～手法：同上
     主な結果：すべての結果を列挙するとたいていスペースが足りなくなります。
     “持って帰ってほしいワンポイント（take home message）”を意識して主要な結果を発表しましょう！        図でわかりやすく視覚的な表現をすることが大事です。仮説と考察に対応させることにも注意！
      考察：主要な結果が表すことを述べましょう！
      小さい（仮説の正否）～中くらい（問いへの答え）～大きい（背景となった謎・課題の解決への貢献）
      スケールで別々に考えるとポスターが作りやすくなります。 • 
ここまで研究の進捗段階によって内容を区分的に説明してきましたが、もちろんこの通りに分けてポスターを作る必要はありません。あくまで、“書き逃すと発表が分かりにくくなってしまうポイント”程度に考えてください。皆さんの独創性の発揮に運営一同期待しています！ 若手の集いには様々な分野から学部生～ポスドクまで幅広い参加者が集まります。運営の方でなるべく近縁の分野でグループ分けをするようにしますが、発表は必ず門外漢にも伝わるように作りましょう！
 
現地で発表される方は、遅くとも推定発表時刻の10分前までに会場へお越しください。なお、多くのご発表を行うにあたり、当日の集会趣旨の説明や注意事項の事前説明、閉会挨拶にかかる時間は極力短縮する予定です。集会開始後、早々に発表を始めていただく予定ですので、特に発表順が早い方は会場に遅れないようご注意ください。